単結晶と多結晶の違い

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太陽電池モジュールはいくつもの「太陽電池」を接続して一枚のモジュールを構成しています。
単結晶はその太陽電池内の「結晶」が単体の結晶が使われており、
多結晶は複数の単結晶の集合体が使われています。



一つの結晶だけで必要な大きさの物を作るよりも、
細かな結晶を集めて必要な大きさを形成した方がコストが安く済むそうです。


簡単な比較説明をすると、


・単結晶 : 価格が高い。変換効率が高い。容量が大きくできる

・多結晶 : 価格が安い。変換効率が低い。容量が少なくなってしまう


変換効率の違いとは、同じ面積の単結晶と多結晶のパネルがあった場合、
単結晶のが良く発電しますよ、ということです。

公称最大出力190Wの単結晶と多結晶があったとします。
どちらがより発電するでしょうか?といった場合、答えは「発電量は同じ」です。

あるお宅の屋根の上に太陽光パネルを載せる場合、

単結晶ならば20枚載るところが、多結晶なら16枚までしか載らないといった感じです。

ただ、パナソニックのHITのように、熱に強いため、夏場の発電量に違いがでてくるものもあるので、各メーカーのパネルのポイントも確認してみると良いでしょう。